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さよなら「北斗星」

1988年の開業以来、多くの人々を乗せてきた寝台特急「北斗星」。今春のダイヤ改正で定期列車としては運転を終了しましたが、臨時列車としては今夏まで走り続けてきました。その「北斗星」もついに運転終了の日を迎えることになりました。

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仕事のスケジュールの都合上、私が「北斗星」を見ることができるのは昨日が最後。迷わず上野駅へと向かいました。廃止報道後、連日多くの人が詰めかけています。恐らく「ブルートレイン」を知らない、乗ったことがない世代が興味津々に機関車前に集まっているのが印象的。みんなコンパクトデジタルカメラや携帯電話、スマホやゲーム機で思い思い撮影していました。私が子供のころと比べて時代を感じますね(笑)。

私も横浜と札幌を行き来するのに何度か乗車してきました。しかし、どちらかというと乗る方より撮る方が多く、たくさん乗った記憶があまりありません。最後に乗ったのは去年末に行った北海道新幹線取材からの帰り。乗車当時は一両のB寝台に私含め3人しか乗っていませんでした。そして翌日には新聞各紙が一斉に「北斗星来春廃止」の報道、私も寝台で寝転がりながら携帯のニュースを見て絶句したことは今も忘れません。そして到着した上野駅のただならぬ雰囲気も感じました。

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運転の最後を記念してか、ヘッドマークは金縁の特別バージョンが掲げられていました。話によると臨時用に取っておいたものとか。EF510の金帯とマッチしていて素敵です。実はこの前日、北陸本線で貨物に転属になった元「北斗星」用EF510を目撃したのですが、色褪せ度や汚れがひどく残念な思いをしただけに、この日は暑苦しい混雑の中で入念にこの部分を切り取りました。

北斗星」といえば、かつて東京~長崎・熊本を結んでいた「さくら」と同じ、栄光の『1列車』。しかし臨時になってから列車番号は8000台に。走っている分、乗っている分、撮っている分は変わらないのですが、何となく違うイメージを持ってしまいます。いろんな複雑な思いを持ちながら、上野駅で発車間際までその姿を眺めていました。

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16時20分、上野駅13番線ホームの発車メロディーが鳴り出す。私は「ブルートレイン」のテールライト、「北斗星」のテールマーク、そしてそれを送り出す人々を狙おうと、最後は車端部で、と決めていました。カメラの感度をISO 6400に上げ、AF-S 80-400mm手持ちながら緊張感を持ち、札幌へとゆっくり走り出す「北斗星」に向けてシャッターを切り続けました。客車がファインダー越しに消えた瞬間、私の中で幼少のころから憧れ続けてきた「ブルートレイン」が無くなりました。もちろんまだ青い客車は急行「はまなす」が、そして寝台特急は「カシオペア」は残ってはいますが、純粋な「ブルートレイン」はこれが最後。これから誕生する豪華観光列車クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま) 」はそう呼べないでしょう。

多くの人に愛されてきた寝台特急「北斗星」は、その歴史に間もなく歴史を閉じようとしています。利用する回数は少なかったものの、私にとって存在感が大きかっただけに、無くなるとなるとやはりさびしいですね。いつまでも記憶の中で走り続けていてほしいです。

ありがとう、「北斗星」―。
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[ 2015/08/20 23:00 ] BLOG | TB(-) | CM(0)

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